影響を受けた90年代ファッション雑誌の話

’90カルチャー

90年代のファッション雑誌は、私の服選びや価値観に大きな影響を与えてくれた存在でした。まだネットもSNSもなかった時代、雑誌だけが情報源であり、自分らしさを探すヒントがそこにはありました。今回はそんな私が影響を受けた90年代ファッション雑誌について少し。

    1. 90年代のファッション雑誌は、私の服選びや価値観に大きな影響を与えてくれた存在でした。まだネットもSNSもなかった時代、雑誌だけが情報源であり、自分らしさを探すヒントがそこにはありました。今回はそんな私が影響を受けた90年代ファッション雑誌について少し。
  1. なぜ90年代ファッション雑誌なのか
      1. あの頃のファッション雑誌は、今みたいにネットやSNSがなかった時代、福島県のド田舎で生きていた私にとっては唯一無二の情報源。渋谷・原宿や福岡・仙台、名古屋・札幌など街の流行も、スタイルの作り方も、カッコいい先輩たちの私服スナップも、全部雑誌から学びました。しかも当時は「周りと同じはダサい」って感覚が今より強くて、雑誌を読むことで“自分らしい格好”を探すのが楽しみの一つでした。
      2. ファッションだけじゃなく、生き方とか姿勢まで背中を押してくれたのが90年代ファッション雑誌だったから、俺にとっては特別な存在なんだよ。
  2. 当時の雑誌から影響を受けたファッション観
    1. 1995年頃のSMARTは、高価なブランドで固めず、古着や手頃なアイテムを自分らしく着崩す等身大のストリートスタイルを教えてくれました。浅野忠信さんやKEEさんらの細身を活かし、自然体な着こなしに影響され、服は他人と差をつける手段でありながら、自分らしさを表現する楽しさだと知ったのもこの時期。周りに流されず、少し外したアイテム選びやカラーリングの組み合わせで“なんか良い”と思わせる雰囲気作りがカッコいいと気づけた雑誌だったんですよね。
  3. 今に繋がる“周りと違う自分”の作り方
    1. 年齢を重ね、”職場というルールの中で服装に制約”は増えたけど、それを理由に“自分らしさ”を捨てるのはつまらないと思ってずっと生きています。無理に目立つ色や派手さを選ばず、シルエットや小物、靴で少し外すだけで“周りと違う自分”は創れます。批判されるギリギリのラインで、でもマイルドに個性を出す。例えば無地シャツに古着デニムを合わせる、革靴をウエスコやダナーにする。ルールに乗りながら、自分の気分を上げる小さなアレンジが、毎日の自分らしさになります。子供を持つことや、体形が変わった事で諦めるのは辞めて、またあの頃かっこよかった風景を創り出す生活で周りと差をつけたカッコイイ生活を送るのはいかがですか。

なぜ90年代ファッション雑誌なのか

あの頃のファッション雑誌は、今みたいにネットやSNSがなかった時代、福島県のド田舎で生きていた私にとっては唯一無二の情報源。渋谷・原宿や福岡・仙台、名古屋・札幌など街の流行も、スタイルの作り方も、カッコいい先輩たちの私服スナップも、全部雑誌から学びました。しかも当時は「周りと同じはダサい」って感覚が今より強くて、雑誌を読むことで“自分らしい格好”を探すのが楽しみの一つでした。

ファッションだけじゃなく、生き方とか姿勢まで背中を押してくれたのが90年代ファッション雑誌だったから、俺にとっては特別な存在なんだよ。

私が読み漁っていた90年代ファッション雑誌 BOYS CUTIE【smart】

【smart】の魅力は、浅野忠信さんや渋川清彦さん(KEE)、ARATAさん、永瀬正敏さんら当時の空気感を纏う俳優・アーティストの自然体なスナップが溢れていたことでした。CHARAさんやYUKIさん(元Judy and Mary)のようなカルチャーアイコンの私服も取り上げられ、裏原系のストリートスタイルからカジュアルな抜け感まで、背伸びせず自分らしくいられる服選びのヒントが詰まっていた雑誌でした。また『ちんかめ』のエロ可愛い女性の姿をアートに演じた作品も下心なく『かっこよさ』の部類で意識を変えさせられたのも衝撃を受けた一つでした。

以下、当時僕ら世代が読み漁ってた雑誌☟

ASAYAN(アサヤン)
オーディション番組のイメージが強いけど、裏原カルチャー&ファッションスナップ載ってた。

CHOKi CHOKi(チョキチョキ)
2000年代前半まで人気、ストリート・渋谷系スタイル多め。

FINE(ファイン)
サーフ・ストリート・カジュアル系強め。

MEN’S NON-NO(メンズノンノ)
キレイ目×ストリートMix参考用、連載スナップが良かった。

GET ON!(ゲットオン)
デニム・アメカジ・ストリート特集多め。

POPEYE(ポパイ)
シティボーイだけじゃなく、裏原・アメカジ特集もあった。

COOL TRANS(クールトランス)
裏原宿・ストリートブランド系強かった。

relax(リラックス)
ストリートカルチャー・古着好き向け。

Ollie(オーリー)
スケート・ヒップホップカルチャー×ファッション雑誌。

カジカジ(関西中心)
ストリートスナップ多くて参考になった人も多い。

当時の雑誌から影響を受けたファッション観

1995年頃のSMARTは、高価なブランドで固めず、古着や手頃なアイテムを自分らしく着崩す等身大のストリートスタイルを教えてくれました。浅野忠信さんやKEEさんらの細身を活かし、自然体な着こなしに影響され、服は他人と差をつける手段でありながら、自分らしさを表現する楽しさだと知ったのもこの時期。周りに流されず、少し外したアイテム選びやカラーリングの組み合わせで“なんか良い”と思わせる雰囲気作りがカッコいいと気づけた雑誌だったんですよね。

今に繋がる“周りと違う自分”の作り方

年齢を重ね、”職場というルールの中で服装に制約”は増えたけど、それを理由に“自分らしさ”を捨てるのはつまらないと思ってずっと生きています。無理に目立つ色や派手さを選ばず、シルエットや小物、靴で少し外すだけで“周りと違う自分”は創れます。批判されるギリギリのラインで、でもマイルドに個性を出す。例えば無地シャツに古着デニムを合わせる、革靴をウエスコやダナーにする。ルールに乗りながら、自分の気分を上げる小さなアレンジが、毎日の自分らしさになります。子供を持つことや、体形が変わった事で諦めるのは辞めて、またあの頃かっこよかった風景を創り出す生活で周りと差をつけたカッコイイ生活を送るのはいかがですか。