「自由で最高!」と思って始めた在宅フリー生活。でも実際は…?
会社員では気づかなかった意外な“落とし穴”がたくさんありました。今回はその中でもリアルに感じたことを、3つにまとめて紹介します。
① 時間の自由=自己管理の鬼
在宅フリーになる前、「時間の自由が最高だ」と思っていました。でも現実は、誰かが、誰かに合わせてスケジュールを組むわけではない、完全なる“自己管理地獄”です。
サラリーマン時代は、早朝から深夜まで働くのが当たり前。睡眠時間は3~4時間。(でも睡眠時間は今もさほど変わりません)だから今がラクかというと全然そんなことはなく、むしろ自分との戦いの毎日です。
誰かに言われてやるよりも、自分で勝手に率先して動くタイプだったので、会社員時代もたびたび「そんなことやらなくていい」と怒られたこともありました。それでも、自分のやり方で売上・客数前年比188%という結果を出した翌月、周囲は何も言わなくなりました。
在宅も結局は同じ。「自分をコントロールできるか」が問われる働き方です。
② 孤独と戦う?そこまでの毎日ではありません
これは想像以上にきつい。1日誰とも話さない、なんて日は私は幸いありません。
雑談って、実はかなりの心の支えだったんだなと、言う方も多数見受けられますが、私の場合そこまで会話を弾ませるのが得意ではないので喋らない方が普通のタイプ。ただ、同じ目標を掲げていたメンバーたちと飲みに行かなくなったのはちょっと惜しいなと思います。
でも会社にいるときは「1人になりたい」って思う場面が多々あったけど、いざ完全に1人になると、自分の思考がグルグルしすぎて行き詰まることも。
アイデアや方向性に悩んだ時に、気軽に相談できる人がそばにいないのは、思ったよりも仕事の進捗スピードに出ます。
でも最近は、「悩んでる時間がもったいないからとにかく動く」がテーマになってきました。
③ 自分=商品、常に見られてる
在宅でフリーになると、仕事の成果も発信も、すべて自分の“看板”になります。
文面でのアウトプットは正直苦手です。でも、伝えないと何も始まらない。
SNSやブログは、仕事を得るための名刺代わり。だからこそ「見られてる」という意識は常に必要になります。
とはいえ、やってみると意外におもしろいんです。自分で考えた文章が反応をもらえたり、やりたいことが日に日に増えていくこのワクワク感。今まさに「生きてる」って感じがしてます。
まとめ:在宅フリーは「自由」じゃなく「選択と覚悟」の連続
在宅で自由な働き方を選んだはずなのに、実際はスケジュールも成果もすべて自分次第。
自由の裏には、自己管理・孤独・発信という、会社員時代にはなかった“責任”がずっしり乗っかってきます。
でもそのぶん、やった分だけ自分に返ってくるという感覚もある。やりたいことが増えていく、ワクワクする毎日。
この選択に正解も不正解もありません。
ただ言えるのは、「誰かに決められた道」から、「自分で選んだ道」に一歩踏み出せたということ。
だからこそ今日も、動きながら考えていこうと思います。
自分の人生を、自分の意思で更新していくために。