ヒゲ・ロン毛の私(44歳)が思う“見た目”の話

2025脱サラスタート。

ヒゲとロン毛。今の私の外見です。ただのファッションではなく、自分らしさを守るための選択だと思っています。周りに合わせるために髪を切ることも、ヒゲを剃ることも簡単です。でも、それじゃ自分を表現できない。今回は“見た目”について、私が思うことを正直に書こうと思います。

見た目は印象を決める武器だと思う

見た目は第一印象を決める。
相手は一瞬で「どんな人か」を決めつけてくるし、それが当たり前のように現実です。だからこそ、見た目は自分を表現する武器だと思っています。

ヒゲを生やし、ロン毛にしてから「怖そう」とか「自由そう」と言われることは多々あります。でも逆に、自分らしくいられるスタイルを貫くことで、自分のことを理解してくれる人が自然と周りに残った気がします。

見た目で誤解されることは多々ありました。20代の頃は特に、いろいろと結果を出して無い時は酷かったのを鮮明に覚えています。でもその分、自分を伝える・すぐ覚えてもらえるきっかけにもなっていました。
結果を出せば外見に囚われず、むしろ特徴を活かしメディア露出などの映像・画像の仕事にも抜擢されるように変わった。だからこそ、私は見た目も大事にしています。

ヒゲ・ロン毛でいる理由

会社に属していて、数年前に髪の色が「ピンクや青もOK」な時代が来ました。
ヒゲもOKでしたが、なにか顧客からクレームじみた批判が有ればヒゲを剃ってこさせるような言い回しをされる事も少なくはない環境だったのは事実でした。上の立場でヒゲを生やしてる人間は居ないとか。
しかし、BMや部長クラス、社長が生やし始めた時、安心したことは今も覚えています。
私にとって「自由の象徴」みたいなものだったので。

昔から髪型や服装で近くにいる同僚やスタッフと同じになるのがとても嫌でした。
ヒゲを伸ばし始めたのは、まだまだ薄かったのですが高3の夏。中学2年生の頃にモデルさんの無造作な無精髭がカッコイイと思ったから。
ロン毛にしたのは、木村拓哉さんよりKj(Dragon Ash)さんが後ろで括っている姿が短髪・カリアゲよりどこかシンプルで、男らしく感じたからでした。

最初(18歳)から「ヒゲ似合うね」と言われ続けて今に至ります。ロン毛はさすがに賛否両論。でも気づけば、周りの声より自分がどう在りたいかが大事だと思えるようになっていました。
今はこれが私らしさだと思っています。

年齢や職場ルールの中で自分らしさを貫く方法

年齢を重ね、職場のルールの中で自由に見た目を貫くのは簡単ではないんですよね。ヒゲを短めに整える、ロン毛を結んでスッキリ見せるなど、小さな工夫でルールの中でも自分らしさは出せると思います。

大事なのは、完全に周りに合わせるのではなく「自分らしさを残せるポイントを探すこと」。
場面で言うと、現場や店舗ではナチュラルに。
本社での勤務や各種会議、商談の場では普段と違う整え方。
服装や小物選び、普段付けないワックスで抑えたり、姿勢や話し方でも自分らしさを表現できると考えていました。
年齢や環境の中でも、小さな選択で自分らしく居続けることができる。それが私が続けている、自分らしさの守り方です。

まとめ:見た目は生き方だと思う

ヒゲやロン毛も、服装の選び方も、自分らしさを守るための選択だと思っています。見た目はその人の印象を決める大事な要素だけど、周りの目を気にするだけのために変える必要はない。

もちろん気分転換で髪をバッサリ切ることもあるし、疲れて無精髭で3週間過ごすこともあります。

大事なのは「自分がどう在りたいか」。年齢や職場のルールの中でできる範囲で、自分らしさを守る小さな選択を続けることが、生き方を作ると思います。

世の中には、コンプラを盾に価値観を押し付ける上司もいる。でも、それに合わせすぎて自分を失う必要はない。私は上に立ってからゆるさを出してしまったかも…と思う時もあったけど、今ではそれを柔軟性だと捉えています。

あなたは今、自分らしい見た目でいられていますか?